産後ヨガは、いつから始められる? 何か月までに始める?

産後ヨガは、いつから始められる?

「産後にヨガをしてみたいけど、いつから始めたらいいの?」という疑問に、ベテラン産後ヨガ講師がお答えします。

産後ヨガを始める時期は、ご出産の状況と体調次第

産後ヨガを始める時期は、ご出産の状況に応じます。

経腟分娩の方は産後1~2か月から

産院で指導される産褥体操でしたら、出産2日目から始められます。
仰向けで、脚や骨盤を動かす、やさしい動きが中心となっています。
もし可能でしたら、入院中から習慣にしておくとよいでしょう。

産後1か月の検診でとくに問題がなく、経過が順調なママは、産後6週目~8週目から、ごくやさしい内容のヨガから始めるとよいでしょう。

ヨガスタジオのグループレッスンでは、産後2か月から参加OKにしていることが多いようです。
スタジオのホームページをチェックしてから参加するようにしましょう。

帝王切開のママは産後2~3か月から

帝王切開など、ご出産で手術をされたママは、もう少し待つ必要があるかもしれません。
まずは傷口の回復が優先されます。
産後2か月以降、主治医と相談してたうえでヨガを始めると安心です。
傷口に違和感を感じるような圧迫や、ストレッチは避けるようにします。

最終的にはママご自身の判断で

産後ヨガを始める時期については、ママの体調次第・自己判断というところがあります。
「出産して、退院して、赤ちゃんのお世話で夢中の毎日が過ぎて、気が付いたらもう産後半年…!」というママもいると思います。
産後ヨガには、いつまでに始めなくてはいけない、という決まりはありません。
焦らず、ご自身の体調が比較的よい時、ヨガをしてみようかな、と思った時に始めたらよいのです。
疲労感が強い時、気がすすまない時などは、無理せずにお休みします。

産後3~6か月が産後ヨガスタート適期

私のこれまでの指導経験から、産後3~6か月ぐらいは、産後ヨガを始めやすい時期だと考えています。
赤ちゃんは、授乳や睡眠のリズムができ、体も安定してきます。
ママも、まとまった睡眠が確保できるようになってきて、赤ちゃんと一緒の外出や、新たな取り組みへの意欲がわきやすいのが、産後3~6か月です。
親子ともに産後ヨガレッスンに慣れやすく、長く続けられるなどのメリットが多い時期です。

産後ヨガを始めるときに気をつけたいこと

おうちで産後ヨガを始める時は、やさしいシンプルなポーズから試します。
呼吸が気持ちよく、体に心地よいかどうか、注意深く自己観察をしながら、少しずつ練習の強度・量を引き上げます。

胴体が逆さになる逆転のポーズは、悪露が完全に収まるまではおすすめしません。

産後ヨガでダイエットをしたい人は、少しずつでも継続して取り組みましょう。
10ヶ月ぐらいかけて妊娠前の状態に戻していくつもりが、丁度よいです。

お腹痩せのために、腹筋を鍛えるポーズをしたいママもいるでしょう。
けれども、産後に「いきなり腹筋」はNGです。
下記のページを参考に、骨盤の引き締めから始めてくださいね。
産後ヨガでお腹痩せ!まずは骨盤引き締め方法をマスター

赤ちゃんのお世話や家事の合間に、「自分の体をかえりみる」「ちょっとやってみる」という感覚で、気軽に取り組んでみてくださいね。

できれば産後専門のヨガクラスで教わるのがおススメ

産後ヨガは、ママの産後の経過・お体の状態に合わせて練習します。
産後すぐと、産後半年では、ママの骨盤まわりの状態も違います。

ヨガのポーズには、産後の女性におすすめのものと、そうでないものがあります。
知識・経験のある専門のヨガ講師に直接、産後ヨガを教わることをおすすめします。
一般のレッスンに参加する場合は、インストラクターに産後であることを申し出ましょう。

今ならオンラインレッスンという選択肢もあり

当教室では、産後ヨガのオンラインセッションをうけたまわっています。

ベテラン産後ヨガ講師が、マンツーマンのセッションでサポートいたします。
初回体験(20分間)は無料です。

今、赤ちゃんとふたりきりで、お家で長い時間を過ごしているママが多いことと思います。
産後のエクササイズとリラックスを双方向で学んでみませんか?

おうちで骨盤ケア!産後ヨガオンラインレッスン

担当講師は2010年からヨガを指導し、助産院や区役所の産後ヨガ教室でも講師をつとめる、産前産後ヨガの専門家です。
産後ヨガのポーズが自分でできるようになるまで丁寧にお伝えします。