【ヨガ初心者】レッスン前に知っておくべき3つの注意点
今からヨガをはじめたいと思っている、40代、50代、60代の女性向けのアドバイスです。
はじめてヨガ教室に参加するときに注意すべきこと、気をつけたいことをベテランヨガ講師がお伝えします。
「ヨガは、身体が硬いとみじめだ」
「みんなと同じポーズが出来ないと恥をかく」
そんなふうに思っていませんか?
それは、じつはヨガに対するよくある勘違いなのです。
ヨガで何をするのか、どんな目的があるのか、そのためのヨガの作法・心得を知っておくと、安心してヨガがはじめられますよ。
ヨガ初心者の心得1|自己観察を大切に
病歴や関節の痛みなど、ヨガをするにあたって配慮してもらいたいことがあったら、ヨガの先生に伝えておきます。
言いづらければ無理して開示する必要はないのですが、はじめてのヨガで心配していることがあれば、出来る限り先生と共有しておくことをおすすめします。
問題があれば解決してからレッスンに参加した方が、安心感が増しリラックスしてヨガができますので、よい結果につながります。
レッスンの最中は、痛みや苦しみがなく、呼吸がラクにできる状態を保ちます。
ポーズ中に呼吸が激しく乱れたり、痛みが走ったり、身体がこわばったり痺れたりするのは、「頑張りすぎ」のサイン。
先生もサポートしてくれますが、自主的な休憩は、ヨガでは大変よいことです。
途中で適宜水分補給をしたり、必要ならお手洗いのために中座してもかまいません。我慢は禁物です。
レッスン中、おおむね安心して過ごせたかどうかは、今後のためにとても大切なことです。
居心地が悪いクラスは、あなたに合っていない可能性があります。
なお、ヨガのレッスン当日の体調を観察し、ヨガをしないほうが自分のために良いと判断したら、お休みしましょう。
レッスンの予約する際にキャンセル規定を確認しておくとよいでしょう。
ヨガ初心者の心得2|周りの人も尊重する
心と身体を落ち着けてからヨガを始められるよう、余裕をもって会場に到着しましょう。
ただし、早いほどよい、というものではありません。
ヨガの先生にはレッスン前の準備がありますから、決められたオープン時間を守るようにします。
ヨガマットを敷く場所は、先生の指示に従いましょう。
先生のお手本が見えやすい場所がおススメです。
お隣になった人には「ここ大丈夫ですか」など一言、会釈だけでもいいのでご挨拶をしておくと、ぐっと居心地が良くなります。
なお、お手洗いが近い人は、出入口近くに陣取ると安心ですね。
レッスン前にトイレを済ませ、5分前にはご自分のヨガマットに落ち着き、関節のほぐしなど必要な準備があれば、丁寧に行いましょう。
レッスンに遅刻してしまいそうな時は、事前に連絡して指示を仰ぎましょう。
レッスン開始後に入室する場合は、そっと静かに。
軽く水分を摂る、深呼吸する、などして落ち着いてから、ヨガに参加しましょう。
クラス中は、携帯電話はマナーモードに。
そして、レッスン中の参加者同士のおしゃべりは慎みましょう。
ご自身の呼吸や集中の妨げになります。
周りの人は、それぞれが目的をもってレッスンに参加しており、一緒にヨガを練習する大切な仲間です。
お互いのほんの少しずつの心くばりで、クラス全体の雰囲気が良くなり、全員の集中力がアップし、一体感のある良いヨガ体験になるでしょう。
お子さん連れレッスンの場合は、お子さんに必要なお世話を優先します。
ヨガ初心者の心得3|アフターヨガはお手当を
はじめてヨガをした日は、だるくなったり、眠くなったりするかもしれません。
普段動かさない筋肉や関節にアプローチし、呼吸にも注意を払いながら取り組んだ証拠です。
充分に休養できるよう、その日は早めの就寝を心がけましょう。
水分補給を十分行い、お手洗いは我慢せずに行って下さい。
「たくさん運動した」と感じられた場合は、お食事でタンパク質を補給しておきましょう。筋力アップにもつながります。
翌朝の目覚め、翌日の体調を注意深く観察します。
昨日のヨガが自分のために良かったのかどうか、気にかけてください。
普段、運動をあまりしない人は、筋肉痛になる場合があります。
自然になおりますので、ほとんどの場合、心配はいりません。
ただし、歩いたりしゃがんだりするのが辛いと感じるほどの筋肉痛になってしまった場合は、クラスの運動強度がまだあなたには高めだったということです。
先生と相談して、もう少し穏やかなクラスに変える、もしくはレッスン中にこまめに休むなど、負担を減らしてみてください。
もしも、痛みやしびれなどを感じたら、先生・教室運営者に相談しましょう。
2-3日後の全体の調子も確認します。
この頃には、筋肉痛もとれ、身体が軽く調子が良いと感じる人が多いようです。
初心者のためのヨガの心得 まとめ
古代インドでは、ヨガとは心を無にする精神統一修行のことでした。
現代のヨガのレッスンは、いにしえのヨガのコンセプトを引き継ぎつつも、身体を整えるポーズから入り、最終的には呼吸法・瞑想と心を静める流れへもっていくの一般的です。
その場の出来不出来にとらわれず、集中して誠実に練習することが大切です。
反復練習によって、姿勢の安定や心の落ち着きといった良い結果につながります。
ヨガの作法のポイントは、「自己観察」「自他尊重」に集約されます。
はじめてヨガのグループレッスンに参加する場合は、経験豊富な人もいるからと、気後れしてしまうかもしれません。
けれども、最初はみんな、はじめてでした。とにかく気負わないことです。
今、ご自分で自然にできることを大切に、取り組んでみてください。
以上、ヨガの心得・お作法を確認しました。
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