ヨガ講師が教える、肩こりの原因と、自分でできる3つの対策とは

つら~い肩こり。慢性化していませんか?
そして「どうせもう治らない」と、あきらめていませんか?
ちょっと待って! 
病気でない、いわゆる肩こりの多くは、自分でラクにすることができます。

私からのおすすめは、ヨガをすること。
ヨガは、肩こりをラクにし・予防に良い影響が期待できる健康法の1つです。

この記事では、まず、肩こりの原因と、原因に直接アプローチする方法を詳しく紹介します。
そして、ヨガで肩こりがラクになる理由や、おススメのポーズを詳しくお伝えしていきます。

ただし、肩こりの原因として、首・眼・高血圧・四十肩(五十肩)・更年期障害などの病気が潜んでいる場合があります。
この場合は、医師に診断してもらうことが一番の解決策となります。
肩こりで病院なんて…と思いがちですが、眼精疲労が肩こりの原因になることもあります。
肩こりがひどくて辛い場合は、病院にかかるようにしてくださいね。

この記事では、病気が原因でない、いわゆる肩こりについてお話していきます。

このぐらいは知っておきたい「肩こりの基礎知識」

肩こりの「こり」とはいったい何のことか、ご存じですか?
それは、筋肉がとても疲れた状態、つまり「筋疲労」です。
首・肩まわりの筋疲労が解消されずにいると、肩こりになります。

「筋疲労」から「肩こり」に至るメカニズム

首や肩は、頑張っている!
人は、5kgの頭を首で支え、左右4kg・計8kgの腕を肩甲骨まわりで支えています。
大変な重さを支えるために、首や肩甲骨まわりの筋肉は、毎日頑張っているのです。
筋肉が頑張り切れなくなる=筋疲労
私たちは年齢を重ねるにつれ、筋量が減っていきます。
30歳を超えると10年おきに3~5%の筋量が減少します。
首や肩に負担のかかる姿勢を長く続けていると、やがて「筋疲労」を起こしてしまうのです。
筋疲労から血行不良に
筋疲労になると、筋繊維は膨張し、血管を圧迫します。
すると血流が悪くなり、筋肉内に乳酸などの老廃物が排出されず蓄積していきます。
この情報が脳に伝わり、「違和感」「コリ感」「痛み」などを感じるようになります。
これが「肩こり」です。
肩こりの慢性化
筋疲労や血行不良が解消されない状態が続くと、痛みが自律神経系に影響します。
そうなると、ますます肩こりが治りにくく、悪循環におちいります。

肩こりは、そのままにしてはいけません。
原因を知って、対処しましょう。
「どうせもう治らない」は、あなたの思い込みなのです!

思い当たりますか? あなたの肩こりの原因

肩こりになりやすい人は、こんな人です。
あなたは、どのケースに当てはまりますか?

肩こりになりやすいのは、こんな人!

  • 首や肩に負担のかかる姿勢になることが多い(PC作業など)
  • 同じ姿勢を長く続けている(動かない)
  • 猫背
  • なで肩
  • 運動不足
  • 痩せている(筋力不足)
  • ストレスがある
  • 冷えている

思い当たる人は、自分で肩こりをラクにすることができそうです!

肩こりの根本原因はこの3つ!

肩こりの根本原因は、以下の三つに集約されます。

  1. 筋疲労
  2. 血行不良
  3. 自律神経の機能不全

次の章からは、肩こりの3つの根本原因にアプローチする方法を紹介します。

自分でできる!肩こり対策はコレ

まず、PC作業など「首や肩に負担のかかる姿勢」が多い人は、正しい姿勢を身につけましょう
「パソコン作業 正しい姿勢」などで検索してみてください。

次に、座りっぱなしなど「同じ姿勢を長く続けている」人は、時々立ち上がって伸びをして、ちょこまか動く習慣をつけてください。

そして、「猫背」「なで肩」「運動不足」「痩せている(筋力不足)」「ストレスがある」「冷え」に該当する人の肩こり対策を、次にお話ししていきます。

肩こり対策の基本はこの3つ!

  1. 筋肉を整える
  2. 血流をよくする
  3. 自律神経を整える

具体的にどんな方法があるか、詳しくみていきましょう。

肩こりをラクにする方法①「筋肉を整える」

  • 筋力トレーニングをして、筋疲労を防ぐ
  • ストレッチで、硬くこわばった筋肉をほぐす
  • 筋肉を養うたんぱく質、筋肉を動かせるようにするカリウム、マグネシウムなどの栄養素を摂る

肩こりさんの筋肉をととのえる食べ物はコレ!

たんぱく質を多く含む食品
肉・魚・卵・乳製品・大豆製品

カリウムを多く含む食品
ほうれん草・小松菜・春菊・かぼちゃ・じゃがいも・バナナ・アボカド・大豆・小豆 など

マグネシウムを多く含む食品
ひじき・昆布・わかめ・アーモンド・大豆・のり・ごま など

肩こりをラクにする方法② 「血流をよくする」

  • 運動をする
  • お風呂や温熱器などで温める
  • ビタミンE、DHA、EPAど血行を促進させる栄養素を摂る

肩こりさんの血流を良くする食べ物はコレ!

ビタミンEを多く含む食品
小麦胚芽油、ひまわり油、ベニバナ油・ナッツ類・ひまわりの種・ほうれん草・ブロッコリー など

DHA・EPAを多く含む食品
まぐろ・ぶり・いわし・さば・さんま など

肩こりをラクにする方法③ 「自律神経を整える」

  • 運動をする
  • 規則正しい生活をする
  • ストレスを減らす
  • リラックスする
  • 呼吸法や瞑想などを行う

いかがでしょうか?
ご自分で取り組めそうな、肩こり対策はありましたか?

マッサージや整体・鍼灸・湯治なども、良いですね。
ですが、 自分ひとりで日常的に取り組めて、根本的な解決策であり予防にもなる点で、 「姿勢を正すこと」「運動を続けること」は、肩こり対策によい方法です。

肩こりをラクにしてくれる3拍子揃った健康法は、ヨガ!

肩こりを自分でなんとかしたい人に、私がおすすめするのは、ヨガです。
ヨガは、3つの肩こりをラクにする方法「筋肉を整える」「血流をよくする」「自律神経を整える」全てをカバーするプログラムだからです。
また、ヨガは運動習慣がない人が取り組みやすいという点で、おすすめします。

ヨガの「筋肉を整える」作用とは

ヨガのポーズでは、自重による適度な負荷で、弱った筋肉を強化する、筋力トレーニングの作用があります。

また、ヨガのポーズでは筋ストレッチも行います。筋疲労で硬く短くなった筋肉をやさしく伸ばします。

筋力トレーニングとストレッチのダブルの作用で、姿勢への好影響も期待できます。

ヨガで肩こり対策・筋トレ&ストレッチのポーズはコレ!

  • 板のポーズ
  • 猫のポーズ
  • 鷲のポーズ
  • 牛の顔のポーズ
  • 下を向いた犬のポーズ
  • 賢者ヴァシシュタのポーズ
  • コブラのポーズ
  • 後屈のポーズ全般
  • ねじり系のポーズ全般

ヨガの「血流をよくする」 作用とは

ヨガでは、日常生活では動かすことが少ない背中や腕、意識しづらい背骨まわりを、積極的に動かしてほぐします。

ヨガで肩こり対策・血流をよくするポーズはコレ!

  • 猫と牛のポーズ
  • 太陽礼拝
  • バッタのポーズ
  • 橋のポーズ
  • 立位のポーズ全般

ヨガの「自律神経を整える」作用とは

ヨガは、ゆっくりと注意深く、自分でコントロールしながら体を無理なく動かしていきます。
これが、自律神経に作用し、リラックスモードに導いてくれます。
リラックスすると、血管が広がり血流も良くなります。
ストレスを減らし、肩こり慢性化の悪循環を断ち切ることができます。

ヨガで肩こり対策・リラックスのポーズはコレ!

  • 前屈系のポーズ全般
  • 逆転系のポーズ全般
  • 屍のポーズ
  • 片鼻交互呼吸法
  • ブラフマリ呼吸法
  • 瞑想

ヨガは、3つの肩こり対策「筋肉を整える」「血流をよくする」「自律神経を整える」全てをカバーするプログラムです。
ぜひ、安心して続けられそうなヨガ教室を見つけて、クラスに参加してみてくださいね。
忙しい人は、動画やDVD、オンラインという方法も選べます。
ヨガを賢く活用して、肩こりをラクにしていきましょう。

今年こそ「肩こり」を卒業しよう!

いかがでしたか?
あなたの肩こりの原因について、思い当たる点が見つかったでしょうか?
また、ご自分で取り組めそうな、肩こり対策はありましたか?

「ヨガがよさそうだな…」と思った女性は、ぜひ「きほんのヨガ」にいらしてください。
「きほんのヨガ」は、横浜市の東戸塚・戸塚・上永谷・上大岡・南区や港南区周辺の女性が参加している、都度払いのリーズナブルなヨガ教室です。
生徒さまからは「肩こりが気にならなくなった!」というお声を多数いただいています。

「どうせもう治らない」とあきらめないでくださいね。
今年こそ、肩こりを卒業しましょう!!

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